京阪神の山(2) 武奈ケ岳と氷ノ山 2003年6月

京阪神の山に、５月中旬に引き続き、６月下旬に出掛けてきた。 　今回は〔武奈ケ岳〕と〔氷ノ山〕である。 　先の５月中旬に出掛けた京阪神の山は、さつき晴れを期待した。天気予報に反して雨ばかりの毎日。予定の半分も消化しないままに早々に切り上げて帰京した。当然、消化不良である。なんとなくもの足りない。 　そのために懲りもしないで、この６月の下旬という梅雨の最中に再度京阪神の山に出掛けた。やはり天気予報を信じるしかない。晴れマークを慎重に選んだ。今度はうまくいった。雨に遭わずにすんだ。前回は天気予報を恨んだが、今度は感謝。帳尻が合ったと考えていいのかどうか? 　行き先は５月中旬のときに候補に上げていたなかの〔武奈ケ岳〕と〔氷ノ山〕の二つにした。いずれも２００名山。最後は〔城崎温泉〕で温泉三昧という計画。温泉好きのぼくには欠かせない。この三つの点をうまく線として結びつける。鉄道、バス､コースなどをにらみながら計画を立てる。この時間がやはり楽しい。だが、綿密な計画は危うい。一部が崩れると修復がむずかしくなる。ただ、一人旅なので､対応は気楽である。10日前は登山倶楽部の焼石岳・早池峰の団体山行をしただけに、いっそうそのように感じるのだろう。それに平日だったのでぼくの好きな静かな山歩きができた。 →（武奈ケ岳と氷ノ山へ）2003.6.29記