ピーマン 栽培カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 種まき 収　穫 栽培ポイント １、ピーマンは病害虫に強く、手がかからない。夏から秋にかけてたくさんの実がなるので長く楽しめる。果菜類のなかでは比較的育てやすい。 ２、ここでは種から育てることにする。もちろん園芸店で苗を買って植えつけもいい。4人家族なら2株も植えつければ十分だ。 ３、暑さを好む。種まきでも植えつけでも、気温が上昇してからおこうなうこと。 ４、植えつけたら、根が浅いから風で倒れないように支柱を早めに1本立てる。ナスと同じく、風よけと保温をかねてあんどん型のビニール囲いをしてやるといい。根づいたらビニール囲いを外す。 ５、白い一番花が咲いたら、そのすぐ下のわき芽だけを残し、その下のわき芽はすべてかき取る。 １種まき ２００９年５月２６日。 ピーマンは高温でないと発芽しない。早い時期に種をまくときは加温してやる必要がある。 コンテナに直まきするのではなく、タネまき用ポットで育苗してからコンテナに植えつけることにする。今回は１株をコンテナで栽培する。 ポットに育苗専用の土である「育苗用培土」を入れ、タネを３粒置く。土はプランターの培養土でもいい。発芽したら間引いて１ポット１本にする。 指先でタネを押さえて土の中へ。深く入れないこと。上から軽く全体を鎮圧してから、水をたっぷり与える。 ２発芽 ２００９年６月４日。 高温でないと発芽しないとわかっていたので、ビニールに包んで外に出しておいた。発芽温度には少し低かったのだろうか。発芽まで時間がかかった。全部が芽を出してきた。ちょっと芽を出してきたほかの3粒がわかるだろうか。発芽率がいい。たぶん4つの芽が出てくる。まずは元気な芽を2本残し、最後に１本を残すように、このまま間引きしながら育苗していく。 ３定植 ２００９年６月１４日。 本葉が出てきたので大型プランターに定植する。果菜類を育てるには標準プランターでは小さい。ひと回り大きいプランターを用意する。縦６０�a×横２５�a×高さ２７�a。標準プランターより横幅と深さが大きい。新たに買ったものでなく、昨秋使用したものだ。 このプランターにシシトウ（左）とピーマンの苗１株をを定植した。両者は仲間で栽培方法もほとんど同じだ。 植えつけたピーマンの苗。 根が浅いので、風が吹くとぐらぐらして安定しない。ナスと同じく、風よけと保温を兼ねてあんどん型の囲いをしてやるといい。根づいたら外す。 ４成長はゆっくり ６月２５日。 本葉が出てきた。成長はゆっくりだ。 ５株がしっかりしてきた ７月５日。 本葉が大きく広がってきた。花をいつ咲かせるか、これが今後の関心になる。 ６支柱を立てる ７月１４日。 ７順調に生育 ７月２０日。 ぐんぐんと生育している。 ８花が咲いた ８月１６日。 白い花が咲いた。 少量の化成肥料をこまめにやる。 あとは実をつけるのを待つ。 ９実をつけ始めた ８月２４日。 あちこちから小さな実をつけ始めた。 収穫までもうすぐだ。 10収穫 ９月８日。 初収穫は4個。 ピーマンは初収穫までに時間がかかった。種をまく時期が遅かったからだろうか。種をまいた5月下旬は、畑ならとうに植えつけがすんでいるころだ。 とにかく収穫できた。白い花が次々咲いているから続けて実をつけてくれるだろう。 栽培を終えて １、シシトウと同じ大型コンテナで栽培した。大型コンテナなら2本植えられる。ピーマンは多くの実をつけるから、2本もあれば十分だ。 ２、同じ日に種をまいたシシトウに比べて、ピーマンは花が咲くのがだいぶ遅れた。ということは実をつけるのも遅れた。花がなかなか咲いてくれないので「大丈夫かな」と心配した。白い花が咲いてくれたときは「これで安心」と胸をなでおろした。 ３、ピーマンは栽培期間が長いので、追肥は少量をこまめに施した。これは畑栽培と同じ。 ４、根を浅く張る。倒伏しない前に支柱は早めに立てたほうがいい。これは手をぬかないでやること。 コンテナ栽培 準備編　 実際編