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品種
頂花蕾と側花蕾の両方をとれる品種がいい。側花蕾もとれると長い期間楽しめる。なんかもうけたような気分になれる。
このところ「ハイツ」と「緑帝」に固定化している。
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育苗
種まき
定植するまでに手間がかかる。まずセルトレイに種をまき、それを育苗床に移して、それから定植という段取りだ。真夏の管理だから気を使う。
タネまき時期、苗作り、定植まではキャベツとまったく同じ時期に進行していく。７月中下旬にセルトレイに種をまく。
セルトレイを省いて、直接畑の育苗床に種をまいてもいい。 |
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育苗床
移植
本葉が出てきたら、畑の育苗床に移植する。
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虫対策
初期の生育を妨げるのは虫。育苗床に移植したら防虫ネットをトンネル掛けする。これは必ずやっている。 |
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さらにネキリムシにやられないよう株元にオルトラン粒剤をばらまいておく。 |
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苦労しながら、こんな具合に育つと安心する。しかし危険がまだまだ待ち構えている。 |
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定植
定植
本葉が４、５枚で定植する。
ウネを用意し、移植するのだが、強い日差しの日中は避け、夕方行う。
ブロッコリーは肥料を好むので多めに施す。 |
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株間は40センチ以上。定植したら、また防虫ネットのトンネル掛けをする。なにしろ、虫、虫、虫に用心だ。 |
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虫退治
成長して防虫ネットのてっぺんに届くと、ネットを外さなければならない。
ここからがブロッコリー栽培の正念場となる。
土寄せ
株が大きくなると安定感がなくなり、倒れやすい。追肥をしたら土寄せをする。
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虫取り
１０月。防虫ネットを外したとたんに、モンシロチョウが集まる。まさに辺りはモンシロチョウばかり。葉に卵を生みつける。なぜブロッコリーばかりに集まるのかわからない。卵から孵ってアオムシが出現する。すごい数だ。つまんではつぶす。最初は気持ち悪かったがそうはいってられない。じきに慣れる。来る日も来る日もアオムシ退治だ。ほっておくとどうなるか。葉が丸坊主になってしない、生育も極端に衰える。 |
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１０月。虫取りしているうちに、先端につぼみができてくる。その成長を楽しみながらの虫取りだ。
虫取り作業を少しでも軽減するには種まきを遅らせることも方法だ。収穫もそれだけ遅れることは言うまでもない。 |
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収穫
頂花蕾の収穫
７月中下旬に種をまくと、１０月下旬には先端に大きな蕾ができる。 |
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側花蕾の収穫
先端の蕾をとってしまうと終わりではない。これからも楽しみがある。側花蕾が次々と出てくる。頂花蕾に比べて小さいが、わたしはこちらの方が好きだ。
冬になり虫がいなくなると、今度は側花蕾の収穫に追われる。こうして３月まで楽しめるのだからブロッコリーはありがたい。 |
