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種ショウガと植え付け
「三州白芽」を１キロ買う。三州白芽は小ショウガ。ショウガには大中小とあるが、わたしは小ショウガばかり。
４月に植え付け。ショウガは高温・多温を好み、乾燥するとたいへん育ちが悪くなる。芽が出るのも、初期の生育も極めて遅い。そして土壌病害が出やすく連作できない代表的な野菜である。 |
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発芽
６月中旬にやっと出てくる。種ショウガを植えたのが４月中旬のこと。それから２カ月してやっと芽が出てきた。お待たせしましたねといった感じでの登場だ。 |
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葉ショウガ
７月下旬になって葉ショウガの収穫ができる。この時を待っていた。 |
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これはつばめの形をしているのでツバメショウガという。うまいこと名前を付けたものだと思う。 |
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葉ショウガは種ショウガの付け根から折る。 |
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新ショウガ
８月には新ショウガを収穫できる。新ショウガは辛味が穏やかだ。それにも増してそのみずみずしさに感激する。もちろん酒の肴の一品になる。 |
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根ショウガ
１１月には根ショウガ。寒さに弱いので霜が下りる前にすべてを収穫しなければならない。掘り出したとたんにいい香りに包まれる。
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 種ショウガの保管方法
来年用にと種ショウガを貯蔵するが、ことごとく失敗して毎年市販の種を買っている。ショウガを越年させる方法を種ショウガの袋の裏に載っている「柳川採種研究会」に電話して尋ねた。教えてもらったショウガの越年法。
１、ショウガの保存の目安は１３℃。これ以下の温度だと腐る。逆にビニールハウスなどで１３℃以上に保つとショウガは一年中青々と育つ。
２、野外で越冬させるには深さ１メートル５０センチの穴を掘って埋める。モミガラかイナワラで包んでやる。
３、室内でも越年させる方法がある。濡らした新聞紙でショウガを包み、それを発泡スチロールの箱に入れて室内で保管する。
説明に納得した。わたしの埋める深さが浅すぎた。これでは１３℃以下になっている。道理で私のショウガは毎年腐ってしまうことがわかった。しかし深さ1メートル５０センチの穴を掘るのは骨が折れるから室内保管をやってみよう。
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