栽培のポイント シシトウといえば、焼いてショウガとしょうゆで食べるのを真っ先に思い浮かべる。飲兵衛にはそれが一番うまい。ピーマンと同じ仲間で栽培もほとんど同じだ。高温を好み、病害虫に強く、育てるのに手がかからない。飲兵衛が家庭菜園を始めるときは、育てやすいので１、2株植えつけると、酒がいっそう楽しめる。 ここでは種から育てる。１、2株なら程度なら、4月下旬から5月にかけて種苗店で苗を購入することができるので、それを利用したほうがいい。 １）暑さを好む。種まきは十分気温が上がってから行う。5月になってからがいいだろう。それ以前にタネまきすると、保温しなければならない。保温するといってもビニールポットに種をまいてから箱かなんかに入れて、すっぽりビニールで包んでやるだけでいい。 ２）植えつけたら、ナスと同じように、風よけと保温をかねて「あんどん型のビニール囲い」をしてやる。根づいたらビニール囲いは外す。 ３）根が浅い。ある程度育ったら、風で倒れないように支柱を早めに1本立てる。 ４）わき芽をとる。白い一番花が咲いたら、そのすぐ下のわき芽だけを残し、その下のわき芽はすべてかき取る。一番花の下のわき芽は数本出るがそのまますべて残す。 ５）実がなり始めたら、肥料を切らさないように、2週間に１回、一つまみの化成肥料を施す。

種まき 種まきと育苗 品種に長さが約10センチと約5センチのものがある。私は短いほうが好きなので後者を選ぶ。 ビニールポットまたはセルトレイの大きめのものに、2、3粒まく。本葉が2、3枚のころ間引いて一本にする。　　　　　　　　　　 定植 本葉4、5枚になったら畑に植えつける。 シシトウは葉が横に広がっていく。株間は45�aぐらいに。 畑の準備 支柱を立てる 風で株が倒れないように必ず主枝に沿って支柱を垂直に立てて誘引する。 わき芽を取る 白い一番花が咲いたら、そのすぐ下のわき芽だけを残し、その下のわき芽はすべてかき取る。一番花の下のわき芽は数本出るがそのまますべて残す。案外と忘れてしまう作業だが、大事なのでやることをすすめる。 収穫 追肥を忘れずに 実がなるものは肥料切れしないように、実がなり始めたら追肥を定期的に行う。収穫期間が長いので小まめに行う。 収穫 大きくなるまで育てていると株が弱る。早めに収穫する。味も早めに収穫したものの方がおいしい。 ▲ページのはじめへ

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