栽培のポイント 「なんともつややかな白い肌だな」とカブを眺める。そのうえ甘い！　霜にあたったカブの甘さといったらない。葉もうまいから褒めることばかりである。９月中・下旬にまくと収穫期間が長く、冬のあいだ楽しめる。浅漬け、みそ汁の具、それにわが家ではスパゲティにも利用している。春まきもできるが根菜類は秋のほうが味がいいように思う。春まきはすぐに大きくなり、収穫期間は短い。 芽が出たら間引いて土寄せする。それを繰り返す。それだけの作業である。間引いたものは間引き菜として利用する。捨てたらもったいない。

種まき 品種は多い。どれも似たようなもの？だから特定はしていない。種苗店でどれがうまいかと尋ねるのもいい。 間引きと土寄せ ９月中旬からまける。ただし、秋は虫が多い。早まきは虫との戦いになる。種が小さいのでつい厚めにまいてしまう。間隔をとってまいたほうがいい。まいた後は不織布か防虫ネットをべた掛けにしておく。虫対策のためである。 芽が出てきたら２、３センチの間隔でハサミで切って間引く。本葉が出たらカブの葉は美味しいから間引き菜を捨てることなく楽しみたい。忘れてならないことは間引いたら忘れずに土寄せすること。２、３回間引きするころには白い小さなカブができてくる。 収穫 １１月から収穫できる。大きいものから順に食べていけばいい。 泥だらけのカブは、洗うとこんなにも白い肌を現す。見ほれてしまうほどの美しさだ。 厳しい寒さが来る前にすべて収穫しないで残しておくことを勧める。根菜類は霜にあたるとうまくなる。とろけるような甘さに舌鼓を打つだろう。 このとろけるような甘さになったカブは何に使ってもうまい。たまにはスパゲティにも。これはわが家の創作と思っていたのだが、なんのことはない、ネットで検索したらカブのスパゲティはかなり広まっている。 ▲ページのはじめへ

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